本来の自分に戻れる時間

Issue.030

本来の自分に戻れる時間

皆さま、こんにちは。

100%ヴィーガンコスメブランド「mirari」の代表カン・ハンナです。

お元気にお過ごしでしたでしょうか。まだ梅雨の季節でありつつも、暑い日々が続いていますね。季節の変わり目、どうぞご自愛くださいませ。

本日のレターでは、先日ある美容雑誌の取材を受けた時の話をしたいと思います。様々な質問をいただいたのですが、その中でも特に印象に残っているものがあります。それは、「会社の経営から、ブランドの統括ディレクションや商品開発、短歌を詠むなどの創作活動、メディアへの出演、大学での講義など多方面でご活躍されていますよね。誰が見てもとても忙しく秒単位で動いていると思いますが、1日の中で一番好きな時間はありますか?また、どんなに忙しくても欠かさない時間はありますか?」という質問でした。その時に私は迷わず「スキンケアをする時間です」とお答えしました。

時間に余裕があって丁寧な暮らしをしていくことに憧れはありつつも、全力で頑張る自分の姿が一番好きなので、毎日バタバタしてはいるのですが、私にとってスキンケアをする時間は「本来の自分に戻れる時」でもあります。そして、疲れた肌と心に回復をもたらすひとときであり、まさに私にとっては「回復美容」なのです。

まず鏡の前に立つ。深呼吸する。自分の肌の状態を確認する。今日という日がどんな1日だったのかを自分の心に問いかける。スキンケアのアイテムたちのなかからその日の気分や肌に合わせてわくわくした気持ちで好きなものを選び一つ一つ丁寧に使っていく。そして、スキンケアの最後は鏡に映る自分にニコッと微笑みかける。短い日は15分ほど、長い日は30 ~ 40分ほど時間をかけて行なっています。このようなスキンケアの時間を積み重ねると、肌と心が同時に磨かれていく感覚があり、ますます自分が綺麗になってゆく気がします。

また機会がありましたら、普段どのような順番でスキンケアをしているのか、どんなことを意識しているのかといった私のスキンケア時間についてもっと詳しくご紹介できればと思います。

そういえば、私の人生で最も大切にしていることの一つは、とにかく「放置しないこと」です。気づかないふりをして後回しにせず、毎日必ず自分の肌と心を回復させることができれば、いつまでも元気でいられるのです。そして、また前を向いていつまでも頑張れる。もしかすると、これこそが私がミラリを通して一番お伝えしたいメッセージなのかもしれません。

カン・ハンナより

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お手紙の送り手

カン・ハンナ

株式会社Beauty Thinker代表取締役 / 「mirari」創設者

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韓国でニュースキャスター、経済専門チャンネルMC、コラムニストなどを務めた後、2011年に来日。タレントとして、NHK Eテレ「NHK短歌」へのレギュラー出演をはじめ、NHK「趣味どきっ!」、テレビ東京「未来世紀ジパング」など多方面で活動。 タレントとして活動する中で短歌と出会い、2016年から3年連続で「角川短歌賞」に入選。2019年12月には第一歌集『まだまだです』(角川)を出版した。母国語ではない日本語で歌集を刊行した初の外国人歌人として注目を集め、「Newsweek」「読売新聞」「日本経済新聞」など多くのメディアで取り上げられた。2021年3月には、歌壇に新風をもたらす歌人を表彰する「第21回現代短歌新人賞」を受賞。その後も『短歌』(角川)やNHK「短歌テキスト」で連載を持つなど、歌人としての活動の幅を広げ、2026年3月25日には二冊目となる短歌エッセイ集『カジョクのうた』(角川)を出版している。

2023年3月には、横浜国立大学大学院都市イノベーション学府にて博士号(社会学)を取得。主な研究分野は国際社会文化研究で、韓国、日本、中国など東アジアを中心に、メディア社会学および文化比較研究を行っている。2022年7月には初のビジネス書『コンテンツ・ボーダーレス』(クロスメディア・パブリッシング)を出版。経済メディア「NewsPicks」プロピッカーとしても活動し、TOKYO MX「モーニングFLAG」ではコメンテーターを務めた。

また、2025年度よりiU 情報経営イノベーション専門職大学の正教授に就任し、Global Contents Labの運営にも携わりながら、現在も教壇に立っている。

2019年には株式会社Beauty Thinkerを設立し、2020年11月に100%ヴィーガンコスメブランド「mirari」をローンチ。韓国と日本の植物や花の原料にこだわり、カン・ハンナ氏自らすべての商品開発およびブランドのクリエイティブディレクションを手がけている。

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