あまり語ることがなかったミラリがヴィーガンを選んだ理由

issue.005

あまり語ることがなかったミラリがヴィーガンを選んだ理由

皆さま、こんにちは。
100%ヴィーガンコスメブランド「mirari」の代表カン・ハンナです。

この1週間も元気にお過ごしでしたでしょうか。

今回のミラリレターでは、一人ひとりの方に寄り添うためのスキンケアブランド「mirari」が誕生当初から最も大事にしてきた「ヴィーガンコスメ」への想いをお伝えしたいと思っております。

ちょうど2年ほど前でしょうか。実は、とても信頼している美容関係者の方から愛のある心配のお声をいただいたことがありました。「最近ヴィーガンコスメという言葉をあちこちで聞くようになり、まるでトレンドのように感じます。ミラリは100年続く本物のブランドだと思うけど、トレンドのようなブランドのイメージになるのは大丈夫ですか?それならヴィーガンコスメという言葉を出さなくても、ミラリはいいと思いますが…」

このアドバイスをいただいた時、私はしばらく悩んでいたことを覚えています。

実際に「mirari」がローンチした5年前は、日本にヴィーガンコスメというジャンルが明確にはなかったのです。ちょうどその当時、韓国やアメリカなどで少しずつヴィーガンコスメというジャンルが出始めたタイミングであり、日本でヴィーガンコスメというジャンルを広めたのは「mirari」がほぼ初めてでした。そのため、お客さまはもちろんのこと、美容関係者やメディアの方々にも「そもそもヴィーガンコスメとは何か」をお伝えするのに時間と努力をかけたのです。

今は韓国コスメを中心としてヴィーガンコスメが数えきれないほど増えてきたのは事実です。まるで流行りものをやっているように見えるのであれば、誰よりも私自身悲しい気持ちになりますが、彼女のアドバイスを大事に受け止めつつも、「mirari」がヴィーガンコスメであることを変わらず伝え続けている理由があります。それは、私自身の想いは誰かを真似したものではないからです。自分の想いに嘘がないのであれば、それは伝えないといけないもの、そしてちゃんと伝えれば届くものだと信じています。

なぜ「mirari」が100%ヴィーガンコスメブランドなのか、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、今回のミラリレターでは改めてご紹介させてください。

2020年11月11日に誕生した「mirari」は、ものづくりの過程において動物実験を行わない、そして動物原料を一切使わないという2つのルールのもとでヴィーガンコスメブランドとして様々なアイテムを作っております。それから、化学合成によって作られたケミカル成分に頼らず、ナチュラル・オーガニック処方にこだわり、全てのアイテムの95〜100%を天然由来成分で開発しております。

ところで、「mirari」がヴィーガンコスメであり続ける理由の一つ目は、一人ひとりのお客さまにとって「mirari」を選ぶこと自体が「良い選択」であるためです。

年齢を重ねると私自身もより感じることですが、自分のちょっとした選択が自分を表します。自分のために選ぶのは当然でありますが、その先にある地球や環境、時には社会を考えて選択することも大事。自分のなかで良い選択をしたことはきっと自分に返ってくるはずだからです。

時々誤解が生じる場合もありますが、「mirari」のテーマは「日常のなかに少しだけでもヴィーガンを」です。つまり、厳しいヴィーガンを望んでいるわけではなく、自分の日常のなかの一部でもいいので、良いマインドを持ち、良い選択をし、自分の人生の良いスタンダードを作ってほしいという想いを込めているのです。

私の場合、韓国生まれ育ちで韓国料理を含め、お肉を食べる時は食べますが、自分が家で料理をする際には多くの野菜や果物を、特にオーガニック栽培のものを選ぶことが多いです。またスキンケアやボディケアアイテムに関しては「mirari」以外にも基本的に動物原料が入っていない、ケミカル成分よりは植物由来成分をベースにしているものを選びます。正直なところ、植物由来成分を中心とする商品だけでも自分の肌や身体のケアをするのに十分満足しているので、あえて動物原料を使った商品などを選ぶことはしないのです。つまり、ご自身のできる範囲で良いと思いますし、ご自身が満足できるものだけでもいいかもしれません。ただ、「mirari」は一人ひとりの愛する皆さまにとって「良い選択」の一つになるためにこれからもこだわり続けたいと思います。

そして二つ目の理由は、世界中の誰一人も排除されない「平等」のためです。

大きな話に聞こえるかもしれませんが、世界には宗教や地域性などの理由で特定の動物を食べてはいけない国もあれば、自分のライフスタイルのなかでベジタリアンを選ぶ方々もいます。また動物愛好家の方々にとっては動物実験を行ったものは使いたくないと思うのも自然であり、全世界の誰もが一緒に使えるものは意外と多くないのです。

「mirari」は日本を越えて世界の誰とでもシェアできる安心感を作りたいと思います。そして世界中の誰一人さえ排除されない、みんなを繋ぐブランドでありたいという想いが強くあり、それがヴィーガンコスメを選んでいる理由なのです。

今日は少し長くなりましたが、「mirari」を使ってくださる際に “あ、こういう想いを持っているものなんだな” 、”こういうところをこだわったんだな” と思い出していただければ幸いです。そして一人ひとりの愛する皆さまが今日も明日も自分にとって良い選択を重ねて、自分自身がとても良い人であるということにも気づきますように…
心より願うばかりです。


カン・ハンナより

一人ひとりのお客様に向けてメルマガでお届けしております「mirari letter」ですが、お送りした日から一週間後にはこちらのアーカイブでもお読みいただけます。今回のお手紙は、2025年12月1日(月)に投函されたお手紙です。今後投函される「mirari letter」をオンタイムで読みたい方は、ぜひメルマガにご登録くださいませ。

profile

お手紙の送り手

カン・ハンナ

株式会社Beauty Thinker代表取締役 / 「mirari」創設者

profile

韓国でニュースキャスター、経済専門チャンネルMC、コラムニストなどを務めた後、2011年に来日。タレントとして、NHK Eテレ「NHK短歌」へのレギュラー出演をはじめ、NHK「趣味どきっ!」、テレビ東京「未来世紀ジパング」など多方面で活動。 タレントとして活動する中で短歌と出会い、2016年から3年連続で「角川短歌賞」に入選。2019年12月には第一歌集『まだまだです』(角川)を出版した。母国語ではない日本語で歌集を刊行した初の外国人歌人として注目を集め、「Newsweek」「読売新聞」「日本経済新聞」など多くのメディアで取り上げられた。2021年3月には、歌壇に新風をもたらす歌人を表彰する「第21回現代短歌新人賞」を受賞。その後も『短歌』(角川)やNHK「短歌テキスト」で連載を持つなど、歌人としての活動の幅を広げ、2026年3月25日には二冊目となる短歌エッセイ集『カジョクのうた』(角川)を出版している。

2023年3月には、横浜国立大学大学院都市イノベーション学府にて博士号(社会学)を取得。主な研究分野は国際社会文化研究で、韓国、日本、中国など東アジアを中心に、メディア社会学および文化比較研究を行っている。2022年7月には初のビジネス書『コンテンツ・ボーダーレス』(クロスメディア・パブリッシング)を出版。経済メディア「NewsPicks」プロピッカーとしても活動し、TOKYO MX「モーニングFLAG」ではコメンテーターを務めた。

また、2025年度よりiU 情報経営イノベーション専門職大学の正教授に就任し、Global Contents Labの運営にも携わりながら、現在も教壇に立っている。

2019年には株式会社Beauty Thinkerを設立し、2020年11月に100%ヴィーガンコスメブランド「mirari」をローンチ。韓国と日本の植物や花の原料にこだわり、カン・ハンナ氏自らすべての商品開発およびブランドのクリエイティブディレクションを手がけている。

もしこのお手紙を大切な方へ届けたい、あるいはより多くの方に知っていただきたいと思われましたら、下記のボタンよりぜひシェアをお願いいたします。