陽があり、陰がある、ミラリの世界
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皆さま、こんにちは。
100%ヴィーガンコスメブランド「mirari」の代表カン・ハンナです。
12月の「mirari monthly day」もたくさんのご注文を頂きました。心より感謝申し上げます。「mirari monthly day」は11月から始まった新しい企画でございますが、毎月皆さまがミラリを楽しめる時間、そして自分と向き合う一つのツールとしてぜひご検討いただけますと幸いです。
そして今回お届けするミラリレターでは、ミラリが大事に作り上げてきた「陽」と「陰」の世界についてお話しさせていただければと思います。
すでにご使用いただいている方も非常に多いかと思いますが、2024年2月にローンチしたミラリの新しいスキンケアラインアップ「mirari organic」は、コスメキッチンさんのベストコスメにも連続で選ばれるほどに人気を集めており、“ 陰の時の自分へまで手を伸ばしてくれるスキンケア ” というコンセプトで、私自身が3年以上の歳月をかけて試作を重ね、形となったラインとなります。
デビュー当時、美容関係者の方やお客さまから「とても新鮮なコンセプトですね!寄り添ってくれるストーリー性が嬉しいです」というお声をたくさんいただきましたが、乾燥肌用、ニキビ肌用、ゆらぎ肌用など問題解決型の商品がどんどん増えているなか、実はこのコンセプトに少し戸惑う方もいらっしゃったのではないかと思います。
そして「陰のスキンケア」として「mirari organic」がローンチする前まで私自身が秘密にしていたことではございますが、ミラリは2020年11月に誕生した当初から陰陽五行説をベースに「陽の世界」と「陰の世界」の両方を表現することをずっと目指していました。
肌のことはもちろん、心の状態であったり、時には生き方など様々な角度から自分と向き合う際に、陰があって陽があること、陽があって陰があることを理解するのはとても大事なことだと思っています。それは陰陽の世界を二つに分けようという話ではなく、全てのものには「陰っぽい面」と「陽っぽい面」があり、それらが揺れながらバランスを取って生きることが私たちの本来の姿だからなのです。

皆さまの中に「陽」といえば、太陽が差し込む時の眩しさ、気持ちの良いそよ風が吹き、色々と行動をしたくなるような心を持つ瞬間、何かを挑戦するのにプレッシャーではなくワクワク感が高まるタイミングなどが思い浮かぶのではないかと思います。それに比べ「陰」であれば、深まる夜空に見えてくる月の光、冷たくてしっとりした風に包まれ、孤独を感じる瞬間、新しい出会いよりは自分のための時間が欲しくなるほど疲れが溜まっている状況、人には説明ができない涙などでしょうか。
私自身の人生を振り返ってみても「陽」と「陰」の世界はつねに共存していました。そのなかで陽が強まる時があれば、陰が強まる時があるだけで、100%陽に満ちる時、そして100%陰に溢れる時はなかったと思います。また肌と心は不思議なほど繋がっているもので、肌に陰が高まると心も陰に向かっていったり、心に陽が満ちてくると肌も陽の方向へ向かってくれる、どちらが先か分からないほど繋がっていることを実感してきました。
そのため、「mirari」が肌にも心にも寄り添うブランドであり続けるために「陽」と「陰」の世界を両方とも表現すること、そして二つの世界を美しく共存させることが私にとって大きなミッションであります。
ところでご存知のとおり、「陰のスキンケア」であるミラリオーガニックはパッケージデザインにも陰の世界を表現するためにネイビーカラーをベースにして作り上げました。またフェイシャルトリートメントマスクをはじめとし、鮮やかな水彩の絵が特徴的なパッケージデザインのものがすべて「陽のスキンケア」になります。
そして中身の処方についても、「陽のスキンケア」は植物由来のナチュラル処方をベースに、「陰のスキンケア」は同じく植物由来のナチュラル処方でありながらも一層パワーを与えるためのオーガニック処方をベースに組んでおります。もっと分かりやすくお伝えしますと、「陽のスキンケア」は、目覚める、満たす、整えて前へ進むためのアイテムたちで、「陰のスキンケア」は、落ち着かせる、取り戻す、補う、より強くするためのアイテムたちだと思っていただければです。

時々お客さまから「陽のスキンケア」と「陰のスキンケア」をどのように使い分ければいいですか?という質問をいただきますが、私の本当の答えはこちらになります。
“ 自分の肌と心の状態をよく観察して、ご自由に選んでください。肌もしくは心が陽の時に陰を足してバランスを作ってみるのも良いですし、むしろ陽の時に陽のスキンケアを使いながら陽の自分をとことん楽しむのも良いと思います。また陰の時も同じ方法で、陽のスキンケアでバランスを取るのも、陰の時の自分を慰めるように陰のスキンケアに集中するのも素敵ではないでしょうか ” と。
ちなみにですが、作り手としてお伝えしたいのは「陽のスキンケア」も「陰のスキンケア」も両方大事に作り上げたものであることです。むしろ、ミラリなら何を選んでも大丈夫だと信じていただきたく、選ぶことに自由や楽しみを与えたく、こだわってきました。そしてもう一つは、陽と陰のスキンケアアイテムを同時に使っていただいても大丈夫でございます。むしろ、処方を組む時にその設計もすべて考えながら作っていますので、選ぶ時にミラリは何の制約もないことを覚えていただけたら嬉しいです。
ただし、一つ道しるべになれたらと思い、お伝えさせていただきますと、私自身は「肌の土台を整えたい時、もしくは肌が弱まってきて肌の免疫力をつけ、もっと健康的な肌づくりがしたいタイミング」では「陰のスキンケア」であるミラリオーガニックを中心に使います。そして肌はもちろん、気持ち的にも前向きとなり、世の中の色んなことをもっと吸収したいと思う時は「陽のスキンケア」のナチュラルラインを中心に使います。それから、肌の調子を毎日観察しながらスキンケアの時間に自分ともっとしっかり向き合いたい時は、少し贅沢ではありますが、陽と陰のすべてのアイテムを並べてステップごとに一つずつ選びながら使っていくことをよくやっております。
ミラリが表現する「陽」と「陰」の世界についてはまだまだ愛する皆さまにお話ししたいことがたくさんありますが、またの機会にぜひもっと深いお話をさせてくださいませ。ただ今日はまず一つだけ。心に留めていただきたいのは、ポジティブ思考になる自分も、ネガティブ思考になる自分も大事にしてあげることです。時には自分を責めたり、目を逸らしたくなる時もきっとあるはずですが、「陽」と「陰」を両方持っているからこそあなたは美しいのです。
カン・ハンナより
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